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阿蘇さとう農園

阿蘇の草原と農業の営みを 守り育てることにつなげたい

  • 業種:

    加工・製造・販売

  • 地域:

    阿蘇市西町

  • 代表商品:

    阿蘇タカナード・阿蘇ひつじ

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おすすめ商品

・阿蘇タカナード・阿蘇ひつじ

出会いと開発のきっかけこだわり(タカナード)

伝統野菜「阿蘇高菜」の 新しい可能性を創出

阿蘇出身で関西へ就職していましたが、九州北部豪雨災害や東日本大震災の発生を受けて、地元・阿蘇への関心が高まり、地域を活かすために阿蘇の農業に携わることを決意して帰郷しました。 地域を盛り上げるためにと選んだのが、阿蘇の伝統野菜「阿蘇高菜」。栽培に取り組んでいたある日、テレビで“からし菜の種からマスタードを作る”というシーンを見かけ、「阿蘇高菜の種でもできるのでは?」とひらめいたのが、マスタードづくりのはじまりでした。 とはいえ国内でマスタードづくりの前例はほぼなく手探りで、種の手作業での収穫や選別も想像以上の重労働。辛味が生まれる酵素反応の条件もなかなか見つからず、試行錯誤の連続でした。それでも和からしの製法をヒントに研究を重ね、阿蘇産の米酢、天草産の塩など、熊本県産の素材のみを使った「阿蘇タカナード」が誕生しました。 やさしい辛味と、醤油など和の調味料に寄り添う柔らかい風味が特徴で、赤身の刺身やそうめんつゆとの相性は抜群。新しい“阿蘇の味”として、お土産などで好評いただいています。

出会いと開発のきっかけ、こだわり(阿蘇ひつじ)

阿蘇の草原を未来へつなぐため 羊の牧畜という選択肢を

野焼き・放牧・採草によって草原を維持する阿蘇独自の農業文化は、世界農業遺産にも認定されています。 しかし野焼きの担い手不足や畜産農家の減少により、草原面積は年々縮小。そんな状況を前に「草原の維持に貢献したい」と考え、放牧を伴う畜産に挑戦することにしました。 阿蘇といえばあか牛が有名ですが、私たちが選んだのは“羊”。阿蘇ではほとんど飼育されていませんが、草原に非常になじみやすく、さらに北海道のイメージが強い羊肉を“阿蘇ブランド”として育てれば、新たな魅力が生まれると考えました。 耕作放棄地を借りて放牧地とし、現在は約200頭の羊を飼育しています。約600種類ともいわれる阿蘇の草を食べて育つ羊肉は、クセがなく驚くほど柔らかい味わい。亜鉛・鉄分・L-カルニチンなどの栄養素も豊富で、高タンパク・低脂質のヘルシーな食材です。ジンギスカンのようにタレで楽しむのはもちろん、塩とスパイスを合わせるだけで羊本来の旨味が際立ち、どこか阿蘇の草原を思わせるような香りが広がります。    

届けたい思いと読者へのメッセージ

阿蘇の草原と農業文化を 守り発展させるために

「阿蘇タカナード」と「阿蘇ひつじ」。どちらの商品にも、阿蘇の自然と農業文化を未来へつなぐという目的があります。 伝統野菜・阿蘇高菜は“収穫期間が3日ほど”と非常に限られ、しかもすべて手折り作業。その負担の大きさから栽培をやめる農家も増えていました。しかし、高菜の種はゆっくり収穫でき、長期間の作業分散が可能です。「阿蘇タカナード」が名産品として広がることで、高菜農家の収益性が高まり、結果として阿蘇高菜そのものを守ることにもつながります。 また羊は牛と違い、急斜面の草も食べてくれるため、野焼き前の防火帯(輪地切り)の草刈り作業の負担軽減にも貢献します。何より草原の中をのんびり歩く羊の風景は、想像するだけでもかわいいもの。今後は羊毛の活用、牧羊犬との協働、観光体験など、事業を広げたいと展望しています。 私たちの商品を手に取り、旅先や贈り物としていろんな場所へ連れて行ってもらうことで、阿蘇の草原の価値がより広く伝わっていくはずです。「食べることが草原の維持につながる」、そんな新しい付加価値も、ぜひ感じていただけたら嬉しく思います。  

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