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阿蘇健康農園

南阿蘇産の無農薬バジルで作る 香りと深み豊かなペースト

  • 業種:

    加工・製造・販売

  • 地域:

    阿蘇郡南阿蘇村

  • 代表商品:

    阿蘇バジルペースト

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阿蘇バジルペースト

出会いと開発のきっかけ

「また食べたい!」と感動した 味を追求し、種まきからスタート

私は当初、植物を専門とする学芸員を目指していましたが、恩師の誘いを受け、2005年に南阿蘇の地で「阿蘇健康農園」を立ち上げました。現在は、観光農園や菓子店からの需要が高いイチゴをはじめ、飲食店向けのリーフレタス、ミニトマト、バジルなどを生産しています。 設立当初から、露地栽培よりもハウス栽培のほうが安定して質の高い農産物を育てられると考え、施設園芸の先進地であるオランダやノルウェーなどのヨーロッパ各国を視察しました。 その旅の途中、とあるレストランで出会ったバジルペーストの香り高いおいしさが忘れられなくなったのです。帰国後、似た味を求めて市販品を買い集めましたが、どうしてもあの感動に近いものが見つからない。 「それなら、自分で作ろう」。そう決意し、理想の味を求めてバジルの種まきから挑戦が始まりました。

こだわりと商品への想い

最高のペーストを求めて 2年をかけて原料を厳選

まず着手したのは、バジルの品種選び。ここからこだわれるのは生産者ならではの強みです。数多くの品種を試し、えぐみがなく香りの豊かな品種を厳選しました。さらに、バジルの香りに負けない存在感を持つオリーブオイルを探し求め、たどり着いたのがスペイン産「ピクアル種」のエキストラバージンオリーブオイル。スパイシーさと芳醇な香りが特徴です。使用する塩は、ミネラル豊富でほのかな甘みと深みをもつ内モンゴル自治区の天日湖塩。バジルは加工時に食感が残るよう、あえて粗めにペーストしています。 こうして形になりつつあったところで、施設内で通年栽培していたバジルが季節によって香りや葉の厚みが変化し、味にばらつきが出ることが判明しました。そこで、バジルは最も品質が高まる8月だけに絞って栽培。収穫したその日のうちにペースト化し、冷凍ストックすることで、一年を通して香り豊かなバジルペーストを提供できる体制が整いました。

届けたい思いと読者へのメッセージ

香り豊かなバジルの風味から 阿蘇の魅力を感じてほしい

研修で訪れたヨーロッパの景色と、阿蘇の風景はどこか通じるものがある――そんな思いを胸に、寒暖差のある気候やおいしい水を生かしながら、最新のIPM(害虫総合管理)技術やIoCによる水やりなどのスマート農業を取り入れ、無農薬でバジルを育てています。加工から瓶詰め、ラベル貼りまで一貫して行える体制を整えているので、阿蘇から“こだわりの味”をそのまま届けることができるのも自慢です。 バジルペーストはヨーロッパ生まれの食品ですが、あくまで「阿蘇産」であることにこだわり、この一瓶を通して熊本や阿蘇の魅力を感じていただきたい。地域を元気にする存在になれたら、という思いで作っています。 熊本地震やコロナ禍で生産が止まりかけたときも、「あのバジルペーストが食べたい」と応援してくれたお客様の声に、何度も背中を押されました。イタリア料理が身近になった今、バジルペーストも多くの家庭で親しまれているはずです。阿蘇が育んだこだわりの味を、ぜひ楽しんでいただければ嬉しく思います。  

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